ご当地カレー東京「明日葉入り東京カレー」を食べてみた

      2016/04/29

ご当地レトルトカレー感想 008食目「薬膳パワーで健康第一」

出身は北海道ですが、現在は東京在住なので東京のご当地レトルトカレーも紹介したいと思います。今回は東京都と言っても離島である八丈島の明日葉を使った「明日葉入り東京カレー」をご紹介です。薬膳カレーということでたまには健康志向でいきましょう。

 

パッケージ「スパイス・ハーブの写真で健康志向をイメージ」

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とっても真面目なテイストです。「NPO法人 全日本薬膳食医情報協会推奨」のコピーに、監修は国際薬膳師の岡本清孝さんという方が行っているそうです。なんだろう、寺とかで食べたほうがいいのかしら。

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裏には体調管理に効能がある数十種類のハーブとスパイスを配合してヘルシーでフィットケミカル云々……。格調高い味わいとあります。やはり正座でもして食べた方がよいのでしょうか。

ちなみに原材料の中に[配合ハーブ、スパイス]が全部書かれていますが、数えてみるとなんと47種類! 日本の都道府県と同じだけの数のハーブ、スパイスが使われています。やはり東京都のご当地レトルトカレーが頂点であるということでしょうか。ますます東京の偉大さを感じざるを得ません。

パウチを温め精神統一していただきます。

 

実食・感想「ティータイムのようなひと時、都会で感じられる優しさ」

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おお、これが格式高い東京のカレーということでしょうか。具材と呼べるものは一切ありません。かろうじて明日葉の欠片のような黒い粒が浮かんでいるだけで、完全にルーのみのカレーです。でもこの中には47種類ものスパイス、ハーブが隠されているのです。

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ルーのみすくってみるとこんな感じです。なんか神々しさを感じてしまいます。パウチを開けた瞬間からハーブ系の香りが漂ってきています。薬膳ということでちょっと味は覚悟してしまいましたが、いざ食べてみるとなかなかに美味いカレーです。

食感としてはやはり多数のハーブ、スパイス、そして明日葉がブレンドされているからか、少し平坦なルーのように見えて心地よい感じの舌触りがあります。

そしてハーブティーや健康茶のような独特の香りと風味があり、カレーを食べているはずなのにどこか心が落ち着くような気分になってきます。でもやっぱりカレーとしてのスパイスも効いているので、舌の中ほどでカレーとしての辛味もきちんと感じられて、ちょっと初めてな感覚ですね。

ただ、決して不味くはないし香りも楽しめるのですが、やっぱり体がジャンクにできてしまっているのか、物足りなさを感じてしまいます。他のご当地レトルトカレーに比べて決して安くはない値段ですので僕自身が満足に至らなかったのは残念。

けれど、健康には絶対に良いはずですし、ハーブティーなどが好きな方でしたらきっと好きになるカレーなのだと思います。ジャンクフードばかり食べていたら30過ぎの体には良くないので、たとえレトルトカレーであっても、たまにはこういう健康志向のものを選んでいきたいですね。

都会で疲れて帰宅して、気力もない時に温めるだけのレトルトカレーで落ち着ける。そんな東京カレーの優しさは、他のご当地カレーに引けを取らないものがありました。ありがとう東京! ごちそうさまでした。

 

データ

  • 製造者 :株式会社システック 秋田事業所(秋田県!?)
  • 販売者 :有限会社あしたば加工工場(こちらは八丈島)
  • 内容量 :200g
  • カロリー:222kcal(200g)
  • 辛さ  :★★☆☆☆(※個人的な評価です ★2個で普通の中辛をイメージしてます)
  • 価格  :700円(税込) ※購入時

 

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