ご当地カレー北海道「黒いカレー」を食べてみた
2016/04/29
目次
ご当地レトルトカレー感想 009食目「黒さだけじゃない。北海道の大きさも体感せよ」
再び北海道のご当地レトルトカレーが009食目となります。その名も「北海道黒いカレー」辛口。雪国の印象が強いからか、黒より白のイメージがありますが(白いカレーもありました)、今回はそんな北海道の黒いカレーを味わってみたいと思います。
パッケージ「夜空を彩る黒胡麻、食品コンクール奨励賞の実力はイカに!?」
満天の星空の下で存在感を放つ黒いカレー。と思いきやよく見ると黒胡麻の写真でした。カレーの黒さはこの黒胡麻とイカ墨が作り出している模様。
2007年度の北海道加工食品フェアなるもので「北海道奨励賞」なるものを受賞したそうで、それなりに歴史のありそうなご当地カレーのようです。カレーの写真もかなり具材が大きめにゴロゴロと入っています。本当にレトルトなのでしょうか? そういえば昔に新千歳空港で黒いカレーを食べたことがあるような。
調べてみるとここでしたね。
こちらはエゾシカを使った黒カレーでした。
うどんやそば、パスタなどの麺類やオムライスにかける食べ方もおすすめしています。まあここでは普通にご飯でいただきましょう。
なんの変哲もない白いパウチですが、他のレトルトカレーに比べてかなり縦長に作られています。箱の中に少し折りたたまれて入っていました。外からでも具材の大きさに期待が持てる感じです。3-5分温めていただきます。
実食・感想「何種類もの大きな具材がゴロゴロと、レトルトの常識を覆す!」
パッケージのように上手に撮れてませんが、真っ黒なルーの中に大きな具材がゴロゴロと入っているのが伝わるでしょうか。パッケージ詐欺なんてことはなく、本当にあの通りという感じに具材がたくさん入っています。そして具材だけではなく、イカ墨のコクと香りがパウチを開けた瞬間からすでに広がっています。
まずはアピールポイントのイカから行きます。ルーに深みを増しているイカ墨だけじゃなく、イカの身もかなりの大きさで入っています。柔らかすぎず固すぎず、ほどよくイカの食感が味わえるような煮込み具合は絶品です。そしてシーフードだけかと思いきや、
じゃがいも
にんじん。
あと豚肉(撮り忘れ……)これらが見てわかるでしょうか、まるで家で作ったカレーかのような大きさで入っていて、レトルト感が一切ありません。ホクホクとした根菜の食感が大満足で楽しめます。豚肉も角切りなのにホロホロと口の中で溶けていくのでこちらも感動。
パッケージにアピールポイントとして書かれてないので、きちんとお伝えしなければ、イカ墨や黒胡麻のコクだけではありません。すべての具材が最強とも言えるカレーです! 特定の名産品だけが目立つといったことが無いという点で、他のご当地レトルトカレーとは一線を画す存在なのは明らかでしょう。それなのにコストパフォーマンスもイイ!
そして辛口なだけに、深い食材の旨味のあとに来る刺激がまた次の一口を進めさせてくれます。これは「奨励賞」でよいのでしょうか? 奨励賞のランキングがどれほどか分かりませんが、レトルトカレーというジャンルで言えば最強に近い存在なはずです。
北海道の懐の深さを感じさせてくれるカレーでした。もしあえて難癖をつけてしまうのであれば、イカ墨の風味はやや強めなので、苦手な人もいるかもしれないということ。あと、具材の産地が明記されてないのでちょっとその点は不安というか、もしかしたら北海道産じゃないかも、という懸念が残ってしまうことでしょうか。ショップの紹介にはじゃがいも、にんじん、玉ねぎは北海道産と書いてありました。イカと豚は違うかも。
でもとにかく、僕のレトルトの常識が変わってしまった一杯であることに間違いはありません。さすが北海道! ふるさとのひいき目はあるかもしれませんが応援しています! ごちそうさまでした。
データ
- 製造者 :株式会社 寿フーズ
- 内容量 :200g
- カロリー:222kcal(1食)
- 辛さ :★★★☆☆(※個人的な評価です ★2個で普通の中辛をイメージしてます)
- 価格 :432円(税込) ※購入時
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