ご当地カレー高知「四万十ぶしゅかんグリーンカレー」を食べてみた
2016/04/29
目次
ご当地レトルトカレー感想 007食目「柑橘系とエスニックの出会い」
エスニックなカレー専門店(僕の定義ではナンを出す店w)ではまず必ずグリーンカレーを注文するほどグリーンカレーが好きです。なんというかココナッツっぽいまろやかさと、見た目より意外に辛いというギャップが好きです。
さて007食目はそんなご当地のグリーンカレーである高知県の「四万十ぶしゅかんグリーンカレー」辛口をいただきます。
僕は正直地方の名産には疎く、旅行も料理も詳しくない出不精なので、ぶしゅかんなるものもこれまで知りませんでした。バナナのお化けみたいな仏手柑(ぶっしゅかん)というのもあるらしいですが、どうやらそれとは違い、すだちやかぼすのような見た目です。ではそのパッケージ。
パッケージ「グリーンなぶしゅかんが香ってきそう、ってか美味そう」
「ゅ」の字がぶしゅかんになっているロゴがかっこいいですね。すだちとかぼすの違いもわからぬので、ぶしゅかんが何者かはよく知りません。そして高知の名産である「土佐はちきん地鶏」もコラボとのこと。なにより「辛口」の表記が嬉しいですね。あ、すみません、やっぱりカレーは辛いほうが好き派です。辛さ評価も★3つでやっと辛口のつもりなので、もし苦手な人がいたら ★少なくてもちょっと辛めだと思っててください。
裏は徹底的にぶしゅかん色のグリーンですね。ここにも「仏手柑」との違いについて注意があります。たぶん「仏手柑カレー」を作ったら相当インパクトありますよ。
パウチは普通の銀色だけでしたので、早速温めていただきます!
実食・感想「甘味・辛味・酸味の立体的な味わい! 下手な店よりレトルト」
やばいな、カレー屋ではグリーンカレーを7割くらいの確率で頼む僕でも唸る美味しさ。まろやかなココナッツミルクの甘味と、グリーンカレーならではのエスニックなスパイスが口の中で奥行きのある味わいに広がります。
そしてぶしゅかんの果汁のおかげか、スキッとした柑橘系の香りがさらにスパイスとの対比になって、潰しあってない、引き立て合ってるのです。
レトルトとはいえ、そこらのカレー専門店に比べて遜色ないというか、下手なところよりは美味いと思います。
そして具も満足いくようにたくさん入っています。
「土佐はちきん地鶏」の肉がゴロゴロと入っていて、大満足です。いなばのタイカレーじゃ味わえない食感(あ、あれはあれでコスパで考えたら美味しいですよ)。まあもうちょっと脂っこくても僕は好きですが、まあそんなんだから腹が出てくるわけで、さっぱりしたぶしゅかんには、さっぱりと美味しいチキンが合うのですよ。
そして写真には納めてませんでしたが、もう一つエリンギが使われてるんですね。グリーンカレーにエリンギ、というのはあるパターンなのかわからないですが、これも面白い食感で、オリジナリティーを感じました。グリーンカレーの色合いに合うきのこですよね。
ただ、惜しむらくは具材がその2種類しかなかったこと。タケノコとかが入って、もうちょっと色んな食感が楽しめたら本当に最強のグリーンカレーになると思いました。
あと、僕は気になりませんが、というか好きですが、辛口という表記だけあって写真の通り結構赤いのが入ってます。まあ激辛とまではいかない、普通の辛口なので大抵は大丈夫ですが、お店と違って辛味の調節ができないので苦手な人は気をつけて下さい。
「土佐あかうしと文旦のカレー」もかなりの美味さでしたが、こちらもなかなかのものでした。高知恐るべし。そして柑橘系の使いどころを全て知り尽くしている感が尊敬に値します。美味しかったです。ごちそうさまでした。
データ
- 販売者 :合同会社 土佐あぐりーど TR1
- 内容量 :180g
- カロリー:316kcal
- 辛さ :★★★☆☆(※個人的な評価です ★2個で普通の中辛をイメージしてます)
- 価格 :486円(税込) ※購入時
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