日本全国ご当地レトルトカレーがズラリ!西浅草のカレーランド訪問!
2016/06/19
ご当地レトルトカレーのブログを書くからには、絶対に訪れたいと思っていた場所があります。
インド? いえいえ……
その名も「カレーランド」!!
カレーブロガー(仮)の僕にとっては、ディズニーランドにも匹敵するアミューズメント感にあふれた響きです。
そんなカレーランドに2016年4月23日、ついに初訪問してきました。
まさにご当地レトルトカレーの宝庫となっていたので、その様子をリポートしてみたいと思います。
目次
閑静な東京下町の住宅街にひっそりと佇む夢の国
カレーランドまでの道のり
東京メトロ銀座線「田原町」駅を降りて、合羽橋商店街方面の裏路地をGoogleマップ見ながら歩くこと5,6分。
晴れた土曜日のお昼前、子供たちの遊ぶ声が聞こえる公園の向かい、住宅街に溶け込むようにひっそりとお店が構えられていました。
外観
「ご当地カレーのカレーランド」と書かれた黄色い看板とカレーのノボリ、店頭にはワゴンセールのレトルトカレー商品がいくつか。角にはご当地レトルトカレーの自動販売機という、全国探してもここ以外に見つけるのは困難であろうアトラクションが設置されています。
間違いなく、夢の国カレーランドです。
ワクワクしながら夢の国の扉を開けて(すでにオープンしてましたが)中へと入ってみます。
店内
11:30ごろの訪問でしたが、遠方から来られていたひと組のお客さんが店内のカウンター席で配送の手続きをされてました。それに立ち会っていた女性の店員さんに、店内撮影の許可を頂き中を見て回ります。
まず入って正面の棚にはオススメの商品がずらりと白いカラーボックスに並べられています。
1位はずばり「カレーランドのカレーですよ。」
その他にも気になるカレーがいろいろ飛び込んできます。
そして店内はこのような感じで地域ごとにブロック分けされ、白いカラーボックスの中に沢山のレトルトカレーが陳列されています。(後ほどお伺いしたところでは現在約300種類。これでも全然少ないのだそう)
まだ入り口付近でウロウロとカレー棚を眺めていると、店の奥からご主人らしき方がこちらに来てくださったので、ご当地レトルトカレーにハマってブログまで書いていることを伝えると、いろんなお話を聞かせていただきました。
楽しい時間。オーナーのご夫妻とご当地カレー話で2時間があっという間
カレーランドのこだわり
こちらのお店は、オーナーご夫妻で切り盛りされてました。最初にお客様のご対応をされてたのはオーナーご主人の奥様でした。
穏和で落ち着いた雰囲気のご主人と、美人で明るい奥様。でもご当地カレーにかける情熱と知識はパウチから注ぎたてのルーのように熱々でした。
ご主人が仰る他の店との違いは、何といっても「店で販売する商品は必ず味をみて、美味しいと思ったものを取り扱う」ということ。
パッケージの写真や、販売元の説明だけじゃわからない部分、本当に食べてみてしか分からない味わいや、具材の入り方など、それらをきちんと確認した上で、美味しいと判断したものでないと、本当にお客さんに勧められないからだそうです。
これまでに1000種類以上のご当地レトルトカレーを実際に食べてきたご主人がオススメするカレーは、もちろん個人的な好き嫌いは分かれるものはあるでしょうが、大抵は間違いない商品なのです。
まだまだご主人たちの経験と知識には及びもつきませんが、僕もこのブログでは実際に食べてみるということを徹底したいと思っています。
まとめサイトや簡単なランキングでは伝わらない、実際に食べてみての感想を書くことで誰かの役に立つことがあればと思っています。
店舗移転の経緯など
この場所でのオープンは今年の3月28日だそうで、それまでは足立区の方に店舗がありました。ご当地レトルトカレーをその場で選んで、サラダとセットで食べられるイートインコーナーもありました。
ですが、建物の老朽化でイートインの提供ができなくなり、これを気にもともと出店を計画していた上野や浅草方面である場所に移転することを決めたそうです。
新店舗ではイートインコーナーはなく、賑やかな合羽橋通り商店街には面しない、静かな住宅街の路地裏なので人通りは決して多くないですが、そういう場所が合っているそうです。
確かに、じっくりとご主人や奥さんにオススメのカレーを聞いたりして選んでいくには丁度よい環境ですし、実際に僕も2時間も長居して、色んなカレー話ができたので楽しいひと時を過ごせました。
カレーランドができるきっかけとなったエピソード
色んな話をしたので全部は書ききれませんが、僕が印象的なのはカレーランドができるきっかけとなったエピソードですかね。
今から3年くらい前に、奥様のお母様が島根を旅行されて、そのお土産に入っていた「奥出雲和牛カレー」の味に感動したのがきっかけとのこと。
それまでもご主人はレトルトカレーを食べられていて、ちょっと高めの「銀座カリー」などが好きだったそうです。
でもその常識を覆すような味わいのカレーだったので、そこからご当地レトルトカレーにのめり込んでいったのだとか。
ただ、ご当地レトルトカレーが全て美味しいというわけではもちろんなく、実はそのお土産には全部で5種類のレトルトカレーがあったそうなのですが、このカレー以外は普通のカレーだったようです。
だから、ご夫妻はそのお土産の中に「奥出雲和牛カレー」がもし含まれてなかったら、今頃カレーランドはできていなかったのだと仰います。
夢の国の運命を左右した「奥出雲和牛カレー」
これだけは絶対に味わいたい一品です。今回の訪問でもちろん購入しました。
ちなみに、僕が「ごとれとっ!」のブログを始めようと思ったきっかけは、高知県「土佐あかうしと文旦のカレー」です。
ブログのテーマを探していてご当地レトルトカレーを思いつき、最初に試しに買ってみた5箱の中にこれが入ってなかったら、もしかしたらご当地レトルトカレーをテーマにしてみようとは思わなかったかもしれません。
そんなエピソードに共感を覚えていたら、きちんと店内に「土佐あかうしと文旦のカレー」が並べられていました。
さらに、このブログで記念すべき001食目を飾った北海道「厚岸名産かきカレー」もラインナップされていました。(写真は撮り忘れてしまいましたが)
こうして自分が美味しいと思ったものが、ご主人たちも美味しいと認定しているものだった、とわかっただけで共感できますし、実際に食べてみたもの同士でしか分からないトークができるので、盛り上がってしまいました。
でもやっぱりお二人のカレーデータベースは素晴らしく、3年あまりというそれほど歴史は古くないですが、
それだけの期間毎日のようにカレーを食べ続けられてるお二人は、さすがに僕がこの1ヶ月で食べてきたカレーなどはもちろん網羅されておりました。
その店のオーナーさんと仲が良い話とか、ランキングでは有名なカレーでも同じジャンルならこっちの方が美味しいとか、そのカレーは今年は新パッケージになっていて……などなど、
仕入れから実食、販売まで全てご自身でされているからこそ分かる裏側の情報まで話していただけるので、本当に安心してオススメ商品のご相談もできます。
ご当地レトルトカレーの知識・経験が豊富なご主人が選ぶ厳選 3品
正直、すべてオススメできる商品だからこそ店に置いているということなので、オススメされた商品は数え切れないのですが、その中でも特に印象深かった3品に絞って今回はご紹介します。
1. 滋賀県「黒釜 きのこと近江牛のカレー」 540円(税込)
こちらは真っ先にご主人がオススメしてくださった一品。
シンプルなパッケージなので中身が想像できないですが、
牛肉と2種類のきのこ(ひらたけ、椎茸)が入っていて、絶妙な食感と味わいだとか。
とにかく今のご主人の口の中は、この黒釜の味に夢中になってしまっていて、ずっと食べたいという気分だそうです。
真っ先にオススメされたので、これは今回購入決定です。
※食べてみての感想はこちら
2. 宮城県「厚切り牛たんカレー」 1,000円(税込)
厚切りの牛タンが2枚入っていて、今年の2月に放送された「おじゃマップ」という番組で、ヒロミが絶賛していた一品。
店内でも映像を見せていただいて(イートインがある旧店舗での収録でした)確かにとろけるような牛タンが美味しそうでした。
ちなみにこれは外の自動販売機に売っていたので(18禁って書いた怪しいカレー(これはまたいずれ)の右下にあります)、こちらで買いました。
あ、ちなみに自動販売機は当たり付きで、500円分の商品券が裏面にくっついていることがあるそうです。
今回はハズレでした。
3. 福岡県「華味鳥カレー」 330円(税込)
正直なところ、ご当地レトルトカレーは高級なのだから、そりゃ値段に比例して美味いに決まってるでしょう。
と言いたくなるところですが、こちらは値段としては300円代とご当地レトルトカレーの中ではお手頃な方ですが、味は500円代、600円代のカレーに決して引けを取らない味わいらしいです。
ご主人と奥様のお二人とも認めてらした一品なのでこちらも購入リストに入れました。
まとめ
長くなってしまいましたが、初訪問した結果、
カレーランドは間違いなく夢の国
だということがわかりました。
リピートは確定です。またお邪魔させていただきたいと思います。
もちろん、ご当地レトルトカレーをまだ食べたことはない方、
食べてみたいけれど、高いお金を出して失敗したくないという方、
安心してください、ご主人や奥様に相談すれば、その豊富な知識と経験から、
あなたに合った一品を必ず選んでくださるはずです。
全国各地のレトルトカレーはパッケージを眺めているだけでも面白いものです。
味だけじゃなく、少しネタ的な商品もありますが、でもきちんとお二人がきちんと味を保証しているので安心できます。
(※18禁カレーだけは激辛すぎるのでちょっと規格外ですが)
お近くに立ち寄ったとき、無性に美味しいカレーが食べたくなったときは、訪れてみてはいかがでしょうか。
※本日の収穫
実際に食べたら詳細は順次記事にしていきます!
カレーランド 店舗データ(2016年4月23日時点)
営業時間
定休日 : 毎週 火曜・水曜
営業時間 : 11:00〜18:00
アクセス
住所 : 住所:東京都台東区西浅草2-24-7
アクセス : 東京メトロ銀座線「田原町駅」から徒歩7分
マップ :
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