カレーのお供に:福神漬発祥の店、上野の「酒悦」でご当地福神漬を買ってきた

   

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ご当地カレーをこれまで食べてきて、なんだかちょっと寂しいなと思うことがあったんですよね。

いや、独身三十路男が黙々とレトルトカレーを食べ続ける姿は寂しいの一言に尽きます。

そう、やっぱりパートナーがいないとね!

 

というわけで、カレーの名パートナーでもある福神漬を買ってみることにしました。

でもせっかくご当地カレーを食べてるんですから、ただの福神漬じゃ面白くありません。

どうせならご当地福神漬(?)がいいなと思い、元祖福神漬を入手してきましたのでレポートいたします!

 

福神漬発祥の店は上野の老舗漬物店「酒悦」さん

福神漬の由来

福神漬の由来を調べてみると諸説あるそうですが、Wikipediaの一番最初に乗っていたのは上野の「酒悦」という店のエピソードでした。

明治時代初頭、東京・上野の漬物店「山田屋」(現在の酒悦)の店主・第15代野田清右衛門が開発し[3]、自分の経営する茶店で売り出したところ評判となり、日本全国に広まった。不忍池のすぐ近くの「酒悦 本店」に突撃

wikipediaより引用

7種類の野菜を使用していることと、上野不忍池の弁財天近くにあったことから、七福神になぞらえて福神漬という名前になったそうです。

福神漬の中身

正直今まで福神漬に使われている野菜が何かなんて意識しないで生きてきましたが、

7種類も野菜が使われているなんて驚きです。

ちなみに使われている野菜は

「大根」「なす」「なた豆」「蓮根」「かぶ」「しそ」「うり」

とのことです。今まで大根とたまに蓮根くらいのイメージしかありませんでしたが豊富ですね。

まあともあれご当地が遠くだったら取り寄せようかと思っていたところ、

今の住まいと同じ東京にあるということなので本店に行ってみることにしました。

不忍池の近くにある本店にお邪魔しました

酒悦本店までの道のり

上野駅、京成上野駅、上野御徒町駅、上野広小路駅と、最寄とも言える駅はいくつもあると思いますが、

僕は東京メトロ銀座線の「上野広小路」駅から歩いて行きました。

不忍池の方に向かって迷わなければ2,3分で着くと思います。

 

Googleマップで調べたりすると事務所とか上野松坂屋の店舗など色々出てきてしまうので注意です。

↓ここが本店です。

 

外観

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老舗ということですが、店舗は新し目のビルの一階にありました。

隣にTSUTAYAが入っています。

大通りに面していて看板も目立つので近くまで来て迷うことはないでしょう。

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店の前には酒樽に入った福神漬の各種も並べられています。

 

店内

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いたるところに元祖福神漬のアピールがあります。(※撮影の許可はいただきました)

でも商品の割合としては、福神漬よりもその他の漬物の方が多いです。

鯖の燻製などもあり、試食もできたのでいただきましたがかなりいけました。

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やはり上野という観光名所ということもあってか、

こういった贈答品の方がよく扱われているようです。

 

色んな種類がありますが、大抵のセットには特撰福神漬が入っているので、

お中元やお歳暮などに検討されてはいかがでしょうか。

 

購入した福神漬とその味

福神漬の種類

福神漬は基本的に3種類あって

「元祖福神漬」「特撰福神漬」「淡口福神漬」と分かれていました。

 

元祖福神漬は、本当に明治の当初に生まれた時の味をそのまま再現し続けているもの、

本当に醤油ベースでのシンプルな味付けだそうです。

 

特撰福神漬は元祖をベースに改良を重ねて、ほたてエキスや鰹の粉末など、旨味を出すための調味料が使われているようです。

 

淡口福神漬はそれらの塩分を少し抑えたものになります。

 

保存のされ方も種類があって、単純にそのままビニール袋に入れられているもの。

これが一番本来の味ですが、日持ちはそこまでしないそうです。

あとは瓶詰めと真空パックのものがありました。

 

今回購入した商品

元祖と特撰を買うことにして、両方とも瓶詰めが良かったのですが、

元祖は瓶詰めだと結構大きめのものしか無かったので、結局購入したのはこちら

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元祖、特撰という表記は無いですが、

真空パックの方が元祖と同じ原材料だそうで110g(324円)

瓶詰めの方が特撰で100g(324円)でした。

 

元祖と特撰の味比べ

福神漬だけで食べることは今までなかったので、味の良し悪しまで判別できる舌は持ってないのですが、

それでも着色されて真っ赤になったものや、これまでに食べてきた福神漬に比べると、

どちらも余計な雑味がなくて、濃い味でそれだけでばくばくいけちゃいそうです。

 

それでもやはり元祖の方が武骨というか、醤油のシンプルな味なのに対して、

特撰の方がダシが効いている分、口の中全体で味わえるようなふんわりとした広がりがあるので、

僕は特撰の方がオススメできます。

元祖は元祖で、改良を重ねた結果がやはり特撰の方に出ている気がしました。

 

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やっぱりカレーに乗せてなんぼのところはあるので、先に元祖の方から早速カレーと一緒にいただきました。

合わせたカレーは、カレーランドでオススメされた北海道の「びえい豚カレーとろとろ煮込み」

こちらはヤバウマなカレーだったのでそのレポートも改めてしますが、

そういうカレーに合わせても最高のパートナーとなって相性抜群なのはさすが元祖福神漬です。

見事に美味いカレーをさらに引き立ててくれました。ごちそうさまでした。

 

酒悦本店店舗データ(2016年5月8日時点)・オンラインショップ情報

営業時間

午前10時〜午後8時

アクセス

サイト情報

酒悦 創業1675年(延宝3年)上野池之端

 

オススメ贈答品

 

今回ご紹介の福神漬(おそらく特撰)も入った詰め合わせ

 

 

こちらはよりお手頃なセット、もちろん福神漬あり

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