ご当地カレー高知「土佐あかうしと文旦のカレー」を食べてみた

      2016/04/29

ご当地レトルトカレー感想 002食目「牛肉と果汁のカノン(追走曲)」

続いての2食目はとあるブロガーさんの影響で話題にのぼった高知県。

そこのレトルトカレー「土佐あかうしと文旦のカレー」をいただきます。

高知は有川浩さんの小説『県庁おもてなし課』の舞台にもなっていて非常に好きな県です(行ったことないですがw)。

 

パッケージ「食欲をそそるデザインに高知産食材をしっかりアピール」

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パッケージから生まれるこの高級感はなんでしょう。肉の魅力タップリな写真に洗練されたデザイン! コピーを読むとどうやら肉と果物の追いかけっこが楽しめるらしいです。

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パッケージ裏には高知を代表する選手たちの紹介がされています。

土佐あかうし選手:高知県だけで生産される牛のサラブレッド的存在らしいです。幻の和牛とか。赤い毛並みの勇壮な見た目だけじゃなく、肉質も噛み締めるほどに美味しい赤身が魅力とのことです。

文旦(ぶんたん)選手:実は最近まで文旦ってお恥ずかしながら知らなかったのですが、高知を代表する柑橘系の果物らしいですね。旬は2月〜4月とのことで、まさにいまが旬の時期のようです^^

※文旦についてはこのブロガーさんの記事で知りました。
【高知あるある】「お裾分け」で『文旦(ぶんたん)』が増え続けるという現象 : pskのblog

 

実食・感想「奏でられる土佐あかうしと文旦のハーモニー」

さて、5〜6分というやや長めの温め時間を経て実食です。

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おお、何か旨みのようなエキスがルーから溶け出していて、ゴロゴロとした肉がパウチから飛び出しました!

見た目に食欲をそそりますが、まずは一口……。

 

これはうまい!!

 

レトルトなのに濃厚、ドロドロの僕好みのルーに文旦果汁(イチゴジャムも入っているらしい)の香りと甘みと酸味が感じられて、濃厚でありながらすっきりとした味わい。一見矛盾しているようにも思われるこの味の組み合わせが見事にマッチしています。

ルーの中にはこれでもかと挽き肉の土佐あかうしが使われていて、文旦の果汁の香りと肉質の食感が同時に口の中で展開されるさまはまさに追いかけっこ!

それだけでも贅沢なのに、驚くべきはこちら

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普通のレトルトではあり得ないような、スプーンからはみ出すほどに大きく切られた角切り肉が3切れも入っていて、食べ応えのある土佐あかうしのよく煮込まれた肉は感動すら覚えるほど。

確かに赤身が結構メインである以上、脂身の乗った牛肉のように舌で崩れるような柔らかさではないのだけど、噛むと繊維に沿ってホロホロと崩れていく赤身は、そんじょそこらの角切り牛肉では体験できないのではないでしょうか。よくもこんな重厚感のある肉を大量にレトルトにしたものだ。と拍手を送りたくなる!

まるで高級な洋食屋のビーフシチューを味わっているような(味わったことないけど)体験をさせてくれるのだが、あかうしと文旦の追いかけっこの後にやってくるカレーとしての辛味が、「あ、ビーフシチューじゃなくてカレーだったのか」と思い出させてくれるような感覚も新しい。この追いかけっこはまさにカノン(追走曲)!

中辛とあるが、それほど辛味は強くないように思われる。やはり文旦果汁とイチゴジャムの甘みがそれを抑えてくれるのだろう。でも美味いことには変わりない。

 

結構べた褒めしてしまったが、あえて欠点を挙げるとすれば、ルー自体がかなり濃厚すぎると言ってもいいことでしょうか。文旦果汁の爽やかさで食べてる間は気にならないのですが、食べ終わった後に結構持たれてしまうくらいの濃厚さでした。また、ご当地カレーとしてはやや値段は高めか。

ですが、そこらのヘタなカレー屋で食べるよりははるかに満足できるカレーでしたので、その辺は大満足でした。

以上、「土佐あかうしと文旦のカレー」ごちそうさまでした!

 

データ

  • 販売者 :高知県特産品販売株式会社SKT
  • 内容量 :200g
  • カロリー:340kcal
  • 辛さ  :★★☆☆☆(※個人的な評価です ★2個で普通の中辛をイメージしてます)
  • 価格  :800円

 

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